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Artist's commentary
めすいぬ
いつもは従順な椛が、なぜか今日に限って反抗的な態度ばかりを取るので、びっくりさせてやろうと布団へと押し倒した。真面目でうぶな彼女のこと、すぐにも驚いて萎縮することだろうと思ったのである。だが、想像とは裏腹、椛は嫌がる素振りも見せずにストンと布団に倒れ込み、なにか物欲しそうな表情でこちらを熱っぽく見つめてきた。思ってもみない反応に不意をつかれて、しばらく黙って見つめ合う時間が続く。もしやと思い、服をはだけさせてみると、案の定、口では「やめてください…」などと言いつつも、椛はまるで抵抗とは呼べない力で腕をつかむだけだった。そればかりか、椛はその上気した頬を、いっそう「なにか」への期待に輝かせているように見えた。確信に至る。椛はその身を、心を、劣情という抑えようのない熱に支配されているのだ。その身体は美しく引き締まり、それでいてなおかつ、少女特有のやわらかさをもった蠱惑的な曲線を帯びていた。背丈こそ小柄な彼女であったが、一対の女性の象徴は、不釣合いとも言えるほどに大きく盛り上がり、その頂にそそり立つ小さな突起と見比べると、なおいっそうその存在感を増して見せた。椛の望みを理解した上で、あえてその身に触れることなく、じっとりねぶるように、露わとなった乳房を見つめる。「…ん…ふぅ…」椛は自らの秘所をまじまじと見られていることに、耐え難い羞恥を覚え、そしてそれゆえに、いやしい快感を得ているようだった。浅い息が、短く何度も吐き出される。押し倒されたばかりの頃の、余裕のあった表情は、これから感ずべき――ほとんど野生の雌犬が想像するのと同じ――あさましい快感を思って、今やだらしなく緩んでいた。しかし、こちらも後戻りできないほどに、椛の「メスの臭い」に冒されてしまっていた。おもむろに、