会場が最高に盛り上がったその瞬間、カワイイ天使のボクが空から華麗に登場！ 光に包まれながら舞い降りるボクの姿に、ファンたちは大興奮！ 割れんばかりの歓声と、ボクを称える賞賛の声の中、ボクのカワイくも可憐な歌声がステージに響き渡ると、誰もみな耳を傾けずにはいられません。 ついには興奮のあまり泣き出す人や、失神してしまう人も出てしまいましたね。 そうして永遠とも思える一曲が終わると、一瞬の静寂の後に、これまで以上の拍手と歓声がボクを祝福するんです。 その後も、終わらないアンコールを受けて更に歌うボク。 疲れを知らないどころか、どんどんヒートアップしていくファンたち。 それに呼応するように、ボクのテンションも今までに無い高みへと上がって。 いつまでも、いつまでも、カワイイボクのためだけのステージは続いていく。 ファンも、スタッフも、……そしてもちろんプロデューサーさんも。 きっと、ボクの最高にカワイイ姿を一生忘れることはできないでしょうね！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ……ってなるはずだったのに。