
Artist's commentary
「よお、久しぶりやな煌♪」
「はい?あら、貴女は千里山の園城寺さんですか?お久しぶりです、すばらです!」 「やぁん煌ぇ///ホンマすばらやわぁ……ハァハァ///」 「え、あの」 「んあ、ごめんごめん、あまりのすばらっぷりに恍惚としてもうたわ。あっ、てか、と・き♥って呼んでほっしぃねん」 「あ、はい。その、怜さん?今日はどうしてまた福岡に?」 「どないもこないも、自分の嫁はんに逢うのに理由なんか必要あらへん」 「お嫁さん?どちらがですか?」 「もぉ煌ったらすっとぼけよってぇ。そんなん煌しかおれへんやろぉ?いけずぅ///」 「すばらっ!!?い、いつ私が怜さんのお嫁さんになったのですか!?」 「インハイ準決んときアイコンタクトで愛を囁き合うとったやん、忘れたとは言わせんでぇ」 「連携ぽいことはしましたね、愛は置いといて」 「えぇ?あない熱いまなざしで愛を交わしとったのに、ヒドイわぁ」 「勘違いですから!それよりお身体は平気なのですか?遠路ですから疲れたのでは?」 「うぅ、せや。私病弱やから、ケホッ、さっきから結構しんどいねん。実はホテルも予約してへんのやゴホッ、泊まるとこないなぁ、どないしよゲホンゲホンッ」 「それならお安い旅館g」 「ゲッホォオ!!バス代で無一文やねん、どないしよ?私病弱やしぃ、ゲホゴホッ、あかん、コレ今すぐ横んなれるとこ行かんと私死ぬかmブフォッ」 「……良ければ、私の家に来ますか?」 「はい喜んでぇ!!!あとホンマ悪いんやけどぉ、ひと月くらいお邪魔してええやろか?家と学校にはホームステイする言うてしもてん」 「え、えっ」 「あと重ねて悪いんやけど、嵩張るんで代えの服やら下着やら持ってきてへんねん、せやさかい煌んち着いたら煌の貸してもろてええ?汗びっしょなんやフッヒ」 「それはあまりすばらくないですね……けど仕方ないです、分かりました」 「ホンマおおきに!やっぱ煌は私だけの天使やなぁ!」 「ですがちゃんと家には連絡してくださいね、荷物を送ってもらうか、迎えに来てもらうかしないと」 「せやなー、煌と同棲むっちゃ楽しみやはぁはぁ……ッ」 「す、すばら……」 完 ■12/11 ランキングどもです。前のもどもです。字数制限がアレでアレでした