
Artist's commentary
クリスマスに妹
今年も妹達にサンタコスをしてもらいたい為にお願いしたが、下の妹は二つ返事で了承してくれたが、上の妹は嫌だど拒否してしまったのでサンタコスの素晴らしさを毎日メールやLINEで熱弁していたが、ようやく素晴らしさを理解してくれたのか「わかった着るから、だからもうやめて」と着てくれる事を了承してくれた。 そのメールをもらった日はテンションが上がり過ぎてついつい上の妹のベッドの上で高速でんぐり返しをひたすらし続けてしまった。まったくでんぐり返しなど小学生以来だ。しかし私がコロコロに夢中になって上の妹の帰宅に気づかずこの現場を見られてしまった。顔に一撃と「もう絶対着てやんないから!あの子にも着させない!」と断罪されてしまった。まったく私はどうかしていた、気分がハッスルしていたとはいえ妹のベッドででんぐり返しなど・・いつもなら妹の枕と布団を抱きしめながら悦に浸っているだけだったというのに。その日から私から笑顔が消え、生気も失いゾンビのような虚ろな人間になってしまった。流石にそんな私に上の妹が心配のメールやらなにやら送ってくれたが全て無視してしまった。そんな虚ろな日々を送りクリスマス当日。虚ろな瞳でひたすらクラッカーを鳴らしている私に妹達が「見せたいものがあるから待ってて」と言ってきた。しかし私は今クラッカーを鳴らす使命を成しているので無視していたのだが、暫くしてそこに現れたのはサンタコスをした妹達であった。下の妹「お兄ちゃんメリークリスマス!」上の妹「メ、メリークリスマス・・元気・・でた?」兄「でたああああああッ!!」クラッカーの何倍もの音量が声帯から出て私は完全復活、最高のクリスマスでした。 ■この妹達(pixiv #40588673)