
Artist's commentary
ガルパン自画撮り部
「まず服を脱ぎます」
最初はただからかうだけのつもりだった。入り浸っているインターネット掲示板の住民が
私が女子高生だとわかった途端「顔写真をうpしろ」「服を脱げ」と必死になる様を見ているだけで楽しかった。
最初ははだけた胸元だけの写真、次いでスカートを少しめくり上げ太ももを見せつけた写真・・・
どんな写真をアップロードしても掲示板の住民たちは喜んでくれた。「女神!」「女神様!」と。
みんなに崇められて、喜ばれる事がとても快感だった。私はこの掲示板では自画撮りの女神だったのだ。
だんだんと要求されるままにアップロードする写真の露出が増え、下着姿での写真も。
写真に収まらないように注意していた顔も、申し訳程度に手のひらで隠すだけでアップロードするようになってしまった。
際どい写真をアップロードする度に寄せられる、私を賞賛するコメント、私をはしたないJKだと罵るコメント・・・
その両方がひたすらに快感だった。
そんな事が2,3ヶ月続いたある日、私宛に差出人の書いていない封筒が投函されていた。
封筒の中身は・・・過去に掲示板のアップロードした私の自画撮り写真をプリントアウトしたものだった。
私は写真を取りこぼすと同時に、足に力が入らなくなり床にへたり込んだ。
(誰かが・・あの自画撮り写真が私だって分かった誰かが・・・私の住所まで特定されて・・・)
寒くなる背筋に対し、熱くなる下腹部を私は感じていた。
(誰かが私を見ている・・・インターネットではなく、現実に私を見ている・・・!)
きっとその男は、今まで散々私の自画撮りでオナニーを繰り返し、次はその迸る性欲をネット越しではなく
現実の私にぶつけようとしているのだ。私をレイプして、自由にしようと・・・
私の被虐妄想はどこまでも加速し膨張した。床に散らばった、自分の写真・・・男の性欲の捌け口となり
カピカピにゆがんで汚れた自分の自撮り写真を舐めるように見つめながら私は自分の股間へと手を伸ばした。
それから私の自画撮り癖は、反省するどころか悪化していった。
全裸の写真に始まり、自慰を連想させる写真、開脚して男を誘う写真・・・
しまいには顔を隠す事もやめ、顔出しの写真を撮るようになった。
完全に私だとわかるわいせつな写真が、私自身の手でネットに拡散されている・・・
友達にバレたら絶交、学校にバレたら退学、家族にバレたら泣かれてしまうだろう。
その破滅的な行為がたまらなく興奮するのだ。
そして、これを確実に見ているであろう封筒の差出人や、
彼のように私をオナペットにしている多くの男性に届くように
私はわかりやすく、通学路や家の近くで場所や時刻が特定できる自撮り写真も多く投稿した。
(私はこの時間にこの道を良く通るんだよ)
そうストーカー達に伝わるように、挑発するように・・・
ひょっとしたらあの電信柱の影から、男が見ているかもしれない。
あの前に止まっている窓ガラスがスモークのミニバンは私を攫うために駐車しているのかもしれない。
そう考えるだけで胸がときめき、子宮が疼くのだ。
そうやって興奮しながらミニバンの隣を通りすぎようとしたところ、ミニバンのドアが急に開き…(続きはwebで)