
Artist's commentary
よーうーむー
■二人の主が上手く行った事を確認した二人(illust/1505472)は、八雲邸に帰ってきました。橙と三人で遅い晩御飯を食べ、後片付けもお風呂も終わり、橙が寝た後の事。
■藍「……ふう、洗い場の片付け終わり。妖夢、そっちはどうだ?」
妖「こっちもおしまいです。お茶いれてありますよー。」
藍「お、ありがとう。……はぁー、今日は色々あって少し疲れたなぁ。」
妖「ふふっ、でもお二人ともうまくいって良かったです。」
藍「そうだね。いやいや、いい物が見れた。紫様の前ではとても言えないが……」
妖「そうですねー。なんだかこっちまで幸せな気分になっちゃいました。」
藍「うんうん。」
妖「って、藍さんなんで近付いてくるんですか。っきゃ!?」
藍「よーうーむー。私も幸せになりたいなー」
妖「だ、だ、ダメですって!橙が起きちゃいますよ!」
藍「うっ……橙を引き合いに出されると弱い……」
妖「明日って言ったじゃないですかー。それまで我慢してください。」
藍「日付的にはもう翌日だぞ。……どうだ妖夢、夜の散歩にでも」
妖「や、やですよー!どうせまた前みたいにテンションで押し倒す気でしょう!?」
藍「あー、妖夢の髪からウチの石鹸の匂いがする。いいなぁこういうの」
妖「聞いてないし!だーめー、ダメです!」
藍「いやでもさあ……あんなの見せ付けられて……なぁ?」
妖「いや、確かにそれは……でも、だ、ダメです!私だって我慢してるんですから!」
藍「お?」
妖「……あっ」
藍「そうかそうか。よーしじゃあ散歩に行こうかー。月が綺麗だぞー?」
妖「あぁぁ……もう、わかりましたよー。でも本当に、この間みたいにいきなり外でってのはナシですからね?」
藍「ノリノリだったくせに……」
妖「みょん!?そ、そんなことないですよ!もう!」
■ダメだこいつら。
■今ではすっかりこなれていますが、初々しい頃の二人とかいう単語が脳にこびりついて離れません。毒電波か?