
Artist's commentary
ナイフの収納場所についての考察 他
本文は「咲夜さんがナイフを装備している場所は何処か」という事案について掘り下げ、魅力ある解答に辿り着けた事について説明するものである。
まず、良くあるナイフの装備場所として「太ももにバンドで止めている」というものがある。女性が銃やナイフを装備する場合の鉄板場所であり、咲夜さんについてもこの解釈で描かれている事が少なくない。しかし、咲夜さんの装備しているナイフは一本ではない。おそらく能力を使って圧縮した物を装備しているのであろうが、この場合、質量はどうなんだ。重いに違いない。多少なんとかしているとしても、ナイフ一本よりは結構重いに違いない。いやここはそういう事にしておいてほしい。つまり、ポケット等に入れてしまえばだらしなく片側が吊り下がってしまうし、そんな事を瀟洒な咲夜さんがするはずも無い。となればやはり衣服ではなく前述のバンド等で身体に直接括っていると考えるのが自然だが、今度はバンドやベルトがずり落ちてしまうと言う問題が発生する。そこで思いついたのが、ガーターベルトである。ガーターベルトで太もものバンド、ベルトを吊ってしまえば衣服がだらしなくずり下がる事も無く、バンドがずり落ちる事も無く、ナイフを収納できるのである。これにより、生足なのにガーターベルトちらりというガッデムエクセレントな事象が発生するが、この考察が結論ありきで組み立てられた物では無い事をここに明記しておく。
また、去年からずっと「いつになったら犬耳咲夜さんが真っ赤になって恥らいながら「わ……わん」って言ってくれるのー?」とか言っていたのに、とうとう誰も描いてくれなかったので犬耳とか首輪とかがついた。犬耳咲夜さんが提供されない事により今、市民の生活が脅かされている。政府には早急な対策を実施してもらう必要があるだろう。
原稿の墓 → 且