「知ってます？パチュリー様っていっつも図書館で本読んでるんですけど、そのまま集中すると無意識にふわふわ浮きだすんですよ。スカートなのに。いくら近くに私しかいないからって無防備だと思いませんか？乙女としてあまりに問題あると思うし、だからちょっと危機感を持ってもらおうと思ったんです。ある日私は天狗から借りたカメラを持って、ふわふわしだしたパチュリー様の下にスペカばりの見事なスライディングショットを決めることに成功しました。――まぁ、私もこう見えて悪魔ですし、たしかにわたし自身にもやましい下心があったことは否定できません。パチュリー様のためと言いつつ、自分の欲に従って動いてしまったことも、認めざるをえない事実です。…でも、仕方がないと思いませんか？――え？どうしてかですって？だ、だって…、だって！パチュリー様が…、パチュリー様が悪いんですよ！私がパチュリー様に好意を持ってるのを知ってるくせに、これみよがしにふわふわするんですよ！私の前で！た、たしかにパチュリー様に自覚はないかもしれないけど、こっちとしてはたまったもんじゃないですよ！たまったもんじゃないのにいろいろたまるんですよ！わ、私は悪くない！悪くないんです！――え？その写真ですか…？はっ、ネガはとっくに天狗に売っぱらっちまいましたよ！私の保存用はパチュリー様にロイヤルフレアされまして、その腹いせってやつです。ま、その結果がこれですよ。自業自得ですって？でもあなただって部下のなんたらさんとよろしくしてるって噂じゃないですか。ねぇ？私だけ責められるなんておかしな話じゃないですか？――あ、ちょ、そ、そんな怖い顔しないでくださいよ？ね？私だってパチュリー様の賢者の石で跡形もなく吹き飛ばされたんですよ？パンツ撮って売っぱらっただけでごらんの有様だよ！！！――てことですし、それで償いとしては充分ってことになりませんかね？ね？ここは一つ情状酌量ってことで地獄行きだけは勘弁してくださいよ～。ね、閻魔様？四季映姫様？」　　「　有罪　」　　■土曜の全てをパチェのおしりとぱんつに捧げたが後悔も反省もしていない。見た目子どもっぽくて地味な感じのぱちゅりんがじつは見えないところはちょっと頑張ってたりすると光と闇が備わりおれの頭が萌えておかしくなって死ぬ。