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hakurei reimu and kochiya sanae (touhou) drawn by flx

Artist's commentary

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  • 守矢神社社報・早苗さんコラム4-2

    前回pixiv #12347131 »

     神社は基本的に森の中、木々に囲まれて鎮座しているので、細やかな掃除が欠かせません。生えている木々の種類によりますが、ほぼ一年中何らかの落葉があります(春は桜、初夏は楠、秋は紅葉、冬は古くなった杉の枝など)し、夏の盛りは草がものすごい勢いで境内に生えてきます。守矢神社はかなりの高所なので生える植物には限りがありますが、麓の博麗神社ともなると、草や落葉の掃除だけで日々を追われることも珍しくはありません。境内をひと通り掃除したと思ったら、手始めにやったところにはもう草が生え葉が落ちていて、きりがありません。だからといってちょっとでも放っておいたら、境内はすぐに廃墟のようになってしまうでしょう。でも、博麗神社を参拝されればわかると思いますが、境内はいつもきれいに清掃されています。霊夢さんは掃除とお茶しかしていないという話も聞きますが、その掃除で神社を常に清く保っているということは、神職としてのつとめを立派に果たしているということです。こんな大変なところを一人でやっているというのには敬服するしかありません。さすがに参道のほうまでは手が回らないようなので、里の方々がご奉仕してくだされば、もっと博麗神社のご神威も高まるのではないかと思います。ただ、博麗神社には妖怪がいるから恐ろしいという方が多いようですが・・・

     掃除はやってもやってもきりがないものですが、やらないと神社が荒れ果ててしまいます。だから常に努力し、神社を常に清く、初めにあったような瑞々しい姿のように保たなければなりません。古くから天皇は幾度も詔を下されて「神社を掃除し、破損すれば修理するように」とお命じになり、重要な神社(伊勢、のちに香取、鹿島、住吉など)には式年遷宮の制を定められ、社殿が常に新しく瑞々しくあるようにされました。そして鎌倉時代になっても、武家の規律である『御成敗式目』の冒頭、第一条には「神社を修理し祭祀を専らにすべき事」と、神社を清く保つことが第一に挙げられており、それは後に続く武家政権にも受け継がれました。神社を清掃するということは何をおいても最初に心がけるべきものとされており、代々の神主はその心を受け継ぎ、遥か昔に創祀された神社を今に伝えてきたのです。私たちもその心を受け継ぎ、神社を未来へと伝えていかなければなりません。
     そういった「掃除」の心は、人の心にもあてはまるのではないかと思います。多忙な日々の中、われわれは心の中にどんどん荷を積み上げ、整理することもなく突き進んでいくうちに、いつしか心の重荷に疲れ果ててしまいます。そういった時、ふと立ち止まって心の中を掃除し整理して、心をすっきりと広くすれば、また明日への活力が出てくるのではないでしょうか。現在でも六月末ごろに「夏越(なごし)の祓え」というお祭りをおこなう神社が多いのですが、それはもともと毎年旧暦六月と十二月の晦日に行われていた「大祓(おおはらえ)」という行事で、半年の間に各々の身に溜まった罪穢れを流し去り、再び瑞々しい身に返って新たなスタートを切る、というものでしたが(これに祇園信仰の疫病除けの要素が加わり、「夏越の祓え」となりました)、これも「心の掃除」と同じ意味をもつものでしょう。きれいなものがきれいでありつづけることはありえない。だから、常に、あるいは定期的に掃除を行い、元の瑞々しい姿に立ち返る。これが、日本人が昔からもっている「禊(みそぎ)」の心だと思います。この心をもって、自らの心を、また身の回りをきれいにしていきたいものです。
     また、境内を掃除する場合、たとえ落葉や草がなくとも箒で地面に「掃き目」をきれいにつけるだけで境内がいっそう美しく広く見えるようになります。『古事記』には黄泉国から戻られた伊耶那岐命が禊をなされる話がありますが、命は禊を重ねられてその身を清めに清め、清め尽くされたその最後に天照大御神を化成なさいました。そのように、たとえ日々の暮らしに不足がなくとも、それに流されることなくちょっとしたアクセントをつけていくことで、生活がさらに豊かになり、新しい発見もあるかもしれません。

     写真は掃除が終わったときの一枚です。霊夢さんが箒をバット持ちしていますが、この持ち方だと広範囲をさっと掃くことができるので、落葉が多いときはこれが楽です。この後、お風呂をお借りして守矢神社に帰り、夕食をいただいてもういちど身を清め、就寝しました。朝が早いので、就寝もちょっと早めになります。
     以上がある日の私の一日でした。掃除ばかりでしたが、それも大切な神社へのおつとめということで選ばせていただきました。
     大きな祭典が近づけば、その準備や氏子さんとの打ち合わせ、そして潔斎、祭典と行事が続くことになりますが、それはまた別の機会に譲ることとします。それではまた。東風谷早苗でした。

    ※アンケート結果→次の絵

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