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Artist's commentary
プールそば
えー、プールそばってぇ小話を一席。
あるところに藤村朋子という昔作った百合エロノベルのキャラがおりまして、そいつがたいそう魅惑のボディ。そこへ目をつけた三瀬小百合ってぇ不届きな生徒会長が手篭めにしちまおうと企んだが、逆に朋子に心を奪われ返り討ちってぇハッピーエンド。さてその二人が一緒にプールに来たってことで、只事ですむはずがない。
「(ふふ、見てる見てる)」
まったく、自分の体の魅力に気づきはじめた女ってぇのは始末が悪い。胸元にウエストにお尻に唇に、さっきから釘付けな小百合の視線に気づかないふりして、弄ぶように見せ付ける。そばをたぐるたび少しゆれる大き目の胸に、思わず飲み込んだ生唾が音を上げて小百合にゃ気恥ずかしい。
「あ、あのさ!プールにそばっていうのも、な、なかなか珍しいよね!」
「そうですね、ふふふ」
適当な会話で誤魔化しちゃあみるもののしどろもどろな様子に、朋子の方はますます調子に乗って横髪を指でかきあげてすっと耳を見せる。大して熱くもないそばをフゥフゥと控えめに吹いて唇を艶かしく見せてみると、小百合は辛抱たまらない。
「と、朋子ちゃん!?今!今何時でぇ!?」
「えっ!そろそろ2時くらいですけど・・・」
そいつはいけねぇ!シャワーに行こう!な!今すぐに!ってな風に、とまどう朋子を引き連れてシャワー室へしっぽりしけこむと、二人して覚えたてのアレを夢中でアレする・・・ってぇ感じの百合物エロビジュアルノベルを誰か!誰か作って!なんてことを言うと「おめえが作るんだよ!」なんて言われるわけでして・・・。
そばは放っぽってのびてしまいましたとさ。